2023-12-13
【ヒーリング整体で筋萎縮性側索硬化症にトライ!!】皆さま、こんにちは。
池袋のトータルヒーラーのさとるです。
11月は「寒さが本格的になってきました!!」
と書きましたが今年の12月は暖かいですねwww
今までも12月に20度を超えることはあったそうですが、
それが複数日となると途端に珍しくなるそうです。
> しかし、12月に20度以上が2日以上あった年を調べると一気に少なくなり、
1890年3日(6日、9日、14日)と2018年2日(4日、5日)の2年しかありません。
これは20度以上に上がったとしても、翌日には寒気に入れ替わって寒くなることがほとんどなためで、
週末に予想されているように2日連続で20度以上まで上がれば、
師走史上2度目のこととなります。
週末にかけて記録的な暖かさに、東京都心は師走史上2度目の2日連続20度以上か
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a9d85fa7e04825e074ba385a80dc59b2dc574314そんな当センターでも珍しい病気のAさんを施術しました。
本日のお題は『ヒーリング整体で筋萎縮性側索硬化症にトライ!!』です。
詳しくはこんな病気です。
> 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。
しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が主に障害をうけます。
その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。
その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)(指定難病2)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/52Aさんは60代の男性
2年前から体調が悪くなり今年の3月にALSと診断。
4月ぐらいから車椅子を使うようになり、
この2か月の間に歩行困難と体力低下。
医療の他に毎日1時間指圧を受けているそうですが、
特に良くなったという体感は感じられず、
逆に指圧を受けすぎなのでは?とのこと。
今まで車椅子のお客さまは何人も施術したことありますが、
電動車椅子のお客さまは初めてです。
普通の車椅子なら入れた段差も逆に一苦労。
施術前の私の感想は
「思ったよる動けるのですね」でした。
布団に運ぶまでが一苦労でしたが、
上半身の筋力や体幹は正常でしたので、
体の向きを変えるなどの動きは全く問題ありませんでした。
だからこそ勿体ない!!
まだ電動車椅子は早いと思いました。
確かに移動は格段に楽になると思いますが、
「楽は苦の種」の言葉通り、
私達の身体は楽しすぎると使えなくなってきます。
試しに『呼吸法による心身の緊張のリリース』を10分ほど行ってもらいました。
普通この体操を行うと
『気持ち良い』『楽になった』という感想が多いのですが、
このお客様のご感想は『疲れた』でした。
私の母堂は80歳オーバーですが、この体操を呼吸法を楽々行います。
ALS以前にこのまま現在の生活スタイルを続ければ、
遠からず寝たきり生活になるのでは?と思いました。
何故なら私達は出産直後は呼吸ぐらいしかできません。
各主動作は後天的にマスターしたものなので、
身体を動かさなくなれば、その能力は無くなり赤子の状態まで戻るからです。
車の運転やスポーツ、楽器の演奏と同じなのです。
うちに来てくれるお医者さんも、
「現在はベットで寝たきりにならないように積極的に動いてもらう」と言ってました。
> 安静臥床による、筋力低下(厚生労働省調べ)
1週間寝たきりになれば筋力は20%低下
2週間寝たきりになれば筋力は36%低下
3週間寝たきりになれば筋力は68%低下
4週間寝たきりになれば筋力は88%低下
5週間寝たきりになれば筋力は96%低下
数値だけで見ると、恐ろしいほどの筋力低下ですが、上記の数値はベッドの上でほぼ活動しない状態です。
◆高齢者による廃用症候群による筋力低下
http://keirow-hikone.com/blog/6986/34799?しかしこれで「指圧の受けすぎで疲れている」はなくなりました。
さて、それでは施術開始です。
最初は下半身です。
私の想像以上に足を動かせますので、筋トレや腰痛体操を指導しました。
筋肉量が減る状態なので無酸素トレーニング系を指導したのですが、
この病気になってから初めて聞いたそうで、
今までお医者さんや指圧師からは教えてもらってないそうです。
えー!!
> 速筋は加齢にともない萎縮しやすいことも特徴のひとつですが、速筋は無酸素運動の際に働くため、
無酸素運動を行うことで年齢に関係なく速筋の筋量・筋力を高めることができます。
速筋の筋量・筋力と、障害の有無や転倒リスクには関連があることが明らかになっているため、
健康や体力の維持のために無酸素運動は欠かせない運動といえます。
トレーニング:無酸素運動とは
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/musanso-undou.htmlうちはとにかく「結果主義」ですので、
どんな症状や病気、痛みの方で現在の状態を認識してもらってから施術します。
仰向けてで寝てもらった状態で左右の脚を施術しました。
時間は10分ぐらいでしょうか?
一旦施術を中断して、
施術前に行った脚の動きとトレーニングを再度行ってもらいました。
「さっきより足が高く上がりますし、楽に動かせます」
難病なので心配しましたが「案ずるより産むが易し」だったようです。
考えてみれば脳梗塞の後遺症で「動かせない&神経麻痺」の方でも、
動くようになるし、神経が復活したのでトイレの問題が解決したお客様もいましたので、
ALSといえども神経が感じるだけより変化が出るのかな?と思いました。
こうなるとリクエスト大会です。
唾の飲み込みができなくなっている状態だそうなので観察。
確かに胸が呼吸と共に動いてないようです。
鳩尾を緩めて後に肋骨に掌を触れて呼吸を導いたり、
胸の中央と丹田に置き呼吸を導きます。
ここは気功的・ヒーリング的な技を多用します。
10分ぐらい緩めた後に確認してもらいます。
唾の飲み込みができるようになったそうです。
呼吸時も胸が自然に動いていますし、喉仏も動くようになりました。
この数か月変化の無かったAさんの身体が、
20分ほどの施術で二か所も改善しました!!
やはり何でもどんな病気でもトライしてみるものです。
私の師匠が「どんなお客様も断ったことがない」と自慢していたことがありましたが、
私も日々その道を歩いています。