からだの話

2025-08-06




【何もしないことをしよう♪】

ちょっと立ち止まって、
今すぐ「何もしない」ってことをしてみませんか?
特に電車の中ならお勧めです。
スマホを鞄にしまいましょう。
勿論、この文章を読んだ後ですよ♪

現代人は「何かをし続けていないと落ち着かない病」です。
働いていないと、勉強していないと、SNSをやっていないと、
何だか遅れて取り残される気がする。

この社会は常にメッセージを送ります。
「前へ進め」と。
有言でも無言でもメッセージを発信しています。

だけど、私達の中には、静かに脈打つ別のリズムがあります。
それは何かを“しない”時だけ、そっと現れます。

例えば、ぼーっと空を見上げている時、
湯船の中で、ただ体がほどけていくのを感じている時、
目的もなく散策している時。

この時、脳の中ではとても大切なネットワークが活性化してます。
「デフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network, DMN)」と言います。

脳科学の世界では、「DMNは心の鏡」とも呼ばれていて、
自分の記憶、未来のイメージ、他者の気持ちの理解、創造性の発露、
つまり“私達自身”を支えてくれているネットワークなのです。

しかしこのDMNはスマホを見てる時、、
誰かに返事をしてる時、
必死に生産性を追い求めてる時、

何かしている時はほとんど働かないそうです。
「何もしない時」に動き出すそうです。

静かな時間の中で、私達の本音が浮かび上がってくる。
過去の出来事の意味が、ふと腑に落ちる。
これから何をしたいのか、どこに向かいたいのか、
「やらねば」じゃなくて「やりたい」が小さな芽を出す。

だからこそ、

「何もしないことをしよう♪」

この“しない”は、無意味でも怠惰でもなく、
最も深く、最も美しい“世界と自分への再接続”の時間です。
心がひと息つくと、体も、魂も、本来の呼吸を始めるます。
現代人は本当に呼吸が浅く速いです(^^;)

だからこそ古より座禅や茶の湯、瞑想などがあったのだと思います。

ちなみに中国は唐時代の禅僧・趙州禅師は、
どんな人にでも「喫茶去(お茶を飲みなさい)」と言ったそうです。

さあ、皆さんで、

喫茶去(・∀・)

2025-07-14




【過ぎたるは猶及ばざるが如し】

食生活を変えて以前より健康状態が悪くなったのなら、
前の食事に変えてみましょう。
迷子になったのなら、来た道を戻りましょう!!

しかしここまで悪化しているのに、
食事が原因と気がつかないのか・・・・。


>都内在住の39歳のA子さんは学生時代、管理栄養士になるために大学で栄養学を学んでいました。大学で学んだ「オメガ3は血液をサラサラにする」「糖質と飽和脂肪酸は悪」という栄養学の常識について、A子さんは学生時代から忠実に実践し、家族にも生活に取り込むよう指示をしていたとのことです。

 娘の勉学に協力的だった父親は、食事の9割を魚や大豆製品に切り替えただけでなく、サバやイワシなどの青魚から採取される油である「フィッシュオイル」を毎日摂取し、糖質も極力控えるという徹底ぶりでした。

髪が大量に抜けるように
 しかし、この「理想的な食生活」を始めてから、親子の体に異変が起き始めたといいます。

「私も父も筋肉が落ち、病的に痩せていきました。私は髪が大量に抜け、皮膚から血管が透けて見えるようになったんです。大学の授業中に失神して、貧血と診断されました」(A子さん)

 病院では輸血と鉄剤投与が始まりましたが、いくら鉄を補充してもヘモグロビン値は上がりません。その間もA子さんはフィッシュオイルや魚などの摂取を続けていたとのことです。

 A子さんにとって、さらに深刻だったのは歯の問題でした。「20代から30代前半までに、かなりの歯を失いました。毎日ケアしても歯茎が炎症を起こし、神経が死んでいく。今思えば、甲状腺機能低下で唾液が出なくなっていたのです」(A子さん)

 検査結果にも奇妙な点がありました。HDLコレステロールは120以上と異常に高く、医師は「長寿病」だと楽観視していました。しかし、身長が153センチのA子さんは体重が33キロまで落ち、なぜか腹部と肩だけに脂肪が蓄積するという矛盾した体形になっていたのです。

 また、父親の体も悪化していきます。当時、教師だった父親は教壇に立てなくなるほどの耳鳴りやめまいなどに襲われるようになり、定年より3年早く退職。その後、飲酒をしないのに肝機能障害、さらに心筋梗塞になり救急車で運ばれたということです。その後、父親はペースメーカーを植え込みました。

「私と父は30人以上の医師に診てもらいましたが、原因を特定できませんでした」と、A子さんは症状に悩まされているときの状況を淡々とした口調で振り返ります。結局、栄養学の教科書に書かれた「理想的な食生活」を忠実に実践した彼女と父親は、10年以上にわたって健康問題に苦しめられたということです。


DHA、EPA…「オメガ3」過剰摂取で“歯”ボロボロに!? 栄養学の常識を見直すべき理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/e881655de2d0c4cd03e1e8ae4c346b4f13d4b735

2025-06-24




【スマホを捨てなくて良いから家に置いて公園で遊ぼう】
皆さんが生まれた時のことを思い出してください。
どっかの誰かさんのように七歩歩いて
『天上天下唯我独尊!!』と喝破しましたか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%B8%8A%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E5%94%AF%E6%88%91%E7%8B%AC%E5%B0%8A
多分言ってないと思います。
コレできたらそれこそ即、大人気ユーチューバーですw

当たり前ですが私達人間は生まれた時は基本何もできないのです。
自分で出来ることといえば「呼吸」と「排泄」ぐらいです。
それも無意識レベルでの行為です。
だからオムツが必要です。

ですから今現在、私達が当たり前に行っている行為
立つ、歩く、走る、食べる、話す等々、
私は今、この文章をタイピングしていますが、
これらの日常での不可欠な動きや行為は、
後天的にマスターしたものなのです。

・・・了解?

ここまでは問題ないと思いますが、
ここから先は意外と皆さん意識していないようなので意外なのですが、
『後天的にマスターした行為は続けないとできなくなる』のです!!

つまり、

「いつも行っている動作は難しい動作でも簡単にできるようになるが、
 全く行わない動作は簡単な動作でもできなくなる」

です。

私は学生時代足首を骨折したことがあります。
3か月ぐらいでギブスは外れましが、
足の筋肉が衰えていたので立っていることが不可能でした!!
ので、自宅に戻りハイハイからリハビリを始めました。

ある営業マンのお客様は、
「以前は得意先の電話番号なんて指が憶えていましたが、
 携帯電話を使い始めたら一気に全部忘れました!!」

皆さんもひとつぐらいありますでしょw
例え学生時代陸上部のエースだったとしても、
就職して以降何もしなければ、
体力と運動神経は落ちて娘さんの運動会で転んで
「パパカッコ悪い」と断罪されます(^^;)

ジャニーズの若い子は常にバク転しているから
簡単にバク転ができるのです。
しかし、椅子生活が一日のほとんどになった現代日本人は、
正座、胡坐、横座りなどができない人が多くなりました。

平成終わりぐらいからでしょうか?
正座したことないので膝が曲がらないのでできない。
ヤンキー座りしたことないので足首や股関節が硬いのでできない。
そんな若い方が増えてきました。

私は今までは、
「白人でも黒人でも何人でも3歳ぐらいまでは正座も胡坐もできます。
 それ以降の生活習慣でやらなくなるのでできなくなります」

と言ってましたが、
コロナの非常事態宣言がトドメになったのか、
私の想定以上になっていました!!


・肩甲骨が固まっており、両腕を上げてバンザイをすることができない。

・100m走をやらせると、カーブで曲がり切れずに倒れてしまう。

・両腕両足を交互に動かすことができないので、行進やクロールができない。


【ラジオ体操禁止】某保育園「ラジオ体操でケガをする子が増えたので禁止にします」子どもの運動能力が劇的低下、体育座りできない、骨折率は以前の2.4倍

https://japannewsnavi.com/x/668428376kiu9de3/

かつて「書を捨てて街に出よう」とある御仁が言いましたが、
「スマホ捨てなくて良いから家に置いて公園で遊ぼう」

です!!

二十歳までの一番の仕事は心身を作ることです!!
勉強なんて正直二の次三の次です!!

運良く五体満足で生まれた人は、
もっとこの体を大事にしませんか?

2025-06-05

【脳科学者が明かす、脳についてのウソと本当】
まず、人間は脳の10%しか使っていないというのはウソだ。
それどころか休息中や睡眠中でも、
脳を100%使っている。
実際、睡眠中の脳は実に活発で、
昼間に溜まった老廃物を除去するなど、
重要な仕事をこなしている。


脳科学者が明かす、脳についてのウソと本当
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00410/122200003/

2025-05-28

【機嫌を良くすることの効能】
私達の日常生活において、
機嫌の良し悪しは非常に重要な役割を果たしています。
機嫌が良い状態は、心身の健康や人間関係、
仕事のパフォーマンスに良い影響をもたらします。
逆に機嫌が悪いとストレスや不安、疲労感が増し、
様々な面で悪循環に陥ることも少なくありません。
したがって、意識的に機嫌を良く保つことには、
多くの効能があるのです。

先ず機嫌が良い状態は、免疫力の向上に寄与します。
心身のリラックス状態は、ストレスホルモンの分泌を抑え、免疫システムを強化します。
これにより、風邪や感染症にかかりにくくなり、健康維持に役立ちます。
さらに、ポジティブな気持ちは、血圧や心拍数の安定にもつながり、
心臓病や脳卒中のリスクを低減させる効果も期待できます。

次に精神的な面では、
機嫌を良くすることはストレス耐性を高めることにつながります。
良い気分は、困難やトラブルに直面したときに冷静に対処できる力を養います。
ポジティブな感情は、自己肯定感や満足感を高め、精神的な安定をもたらします。
これにより、うつや不安障害といった精神疾患の予防や改善にも効果的です。

また、人間関係においても、
機嫌が良いことは大きなプラスとなります。
笑顔や明るい態度は、周囲の人々に安心感や信頼感を与え、
良好なコミュニケーションを促進します。
更に機嫌を良くすることは、仕事や学業のパフォーマンス向上にもつながります。
良い気分でいると、集中力や創造力が高まり、効率的に作業を進めることができます。
ネガティブな感情にとらわれず、前向きな思考で取り組むことで、
問題解決能力も向上します。

これにより、職場や学習環境でのストレスが軽減され、
結果として生産性や成果も向上します。
加えて良い気分は、自己管理や自己制御の能力を高める効果もあります。
感情のコントロールがしやすくなり、
衝動的な行動やネガティブな思考を抑えることができるため、
長期的な目標達成や自己成長に寄与します。

そしてポジティブな気持ちは、創造性や柔軟性を促進し、
新しいアイデアや発想を生み出す助けとなります。
これらはビジネスや芸術、研究などさまざまな分野で大きな武器となるでしょう。
最後に、機嫌を良く保つことは、自己の幸福感を高めるだけでなく、
周囲の人々にも良い影響を与えます。
笑顔や明るい態度は、周囲の人々の気分も良くし、良好な人間関係を築く基盤となります。
こうした良い循環は、社会全体の雰囲気やコミュニティの結びつきを強め、
より豊かで調和のとれた生活をもたらします。

総じて機嫌を良くすることは、
心身の健康、精神的安定、人間関係、仕事の効率など、
多方面にわたる多くの効能を持ち、
私達の生活の質を高める重要な要素と言えるでしょう。

【からだの話】

【腰痛】
誰もが一度は経験する腰痛ですが、
実は腰痛には二種類あるのをご存じですか?
急性の腰痛と慢性腰痛です。

急性腰痛は動きすぎたり長時間座りすぎると痛くなる腰痛です。
痛みが強い場合が多いです。ぎっくり腰も急性腰痛です。対処方法としては正反対の行動です。
立ちすぎ→座る。座りすぎ→立つ。寝すぎ→起きる。歩きすぎ→休む。
そして急性腰痛の有難いところは、比較的早く痛みが消えることです。
うちのような整体を受けてもすぐ効果を感じられます。

一方の慢性腰痛は、何をやってもやらなくても常に痛い状態です。
そして休んだり、体操したり、整体を受けてもあまり効果を感じられないことが多いです。
その代わり痛みは強くないことが多く、中には麻痺して痛みを感じない人も多いです。

急性腰痛は痛みが強いがダメージは弱く治りが早い。
慢性腰痛は痛みは弱いがダメージは強く治りが遅い。

こんな感じですね。